剥がすのではなく、溶ける
従来のラベルは浸漬・スクレープ・ブラストが必要です。水溶性構成は自ら溶液に移行するため、「剥離」という工程そのものが工程表から消えます。
なぜ水溶性なのか
従来のラベルは浸漬・スクレープ・ブラストが必要です。水溶性構成は自ら溶液に移行するため、「剥離」という工程そのものが工程表から消えます。
フィルターに繊維が溜まらず、ガラスに糊の跡も残らず、二度洗いも不要。容器はラインを出たそのまま再充填でき、真のコスト削減はここにあります。
食品接触グレード、REACH・RoHS 宣言、ご要望に応じた排水データ、そして品質記録に綴じられるロット単位の溶解証明書。
製品ラインナップ
紙・フィルム・粘着の各体系を、異なる溶解温度域に合わせて設計しています。どれもラインに合わない場合は、合うものをコーティングします。
紙のように刷れて、砂糖のように消える。
ガラスのように透明で、何も残さないフィルム。
苛性ソーダ槽で一枚まるごと剥離。インキのにじみなし。
面材も糊も溶ける。こそげ落とす作業は不要。
日付を貼り、調理し、洗う。30 秒で消える。
−20 °C で貼り付き、+40 °C で溶ける。
必要な時に可変データを印字し、洗浄後は消える。
溶解カーブをお持ちください。材料はこちらで作ります。
使われている現場
瓶は 30 回戻ってきます。ウォッシュオフラベルはアルカリ槽で一枚のまま剥離するので、パルプ化してフィルターを詰まらせることなくスクリーンで回収できます。
02店頭では結露に耐え、洗浄ラインでは消えます。アルカリ濃度を下げ、返却コンテナの再洗浄工程も省けます。
03湿った面、冷えた面、−20 °C の霜の付いた面にも貼れて、溶剤を使わず温水洗浄で除去できます。
04仕込み・日付ラベルを鍋から手で剥がす必要はなく、洗浄工程で消えます。食品接触適合、冷凍からスチームテーブルまで対応。
05パックやサシェ向けの PVA フィルム。ヒートシール可能で冷水速溶、この分野で既に使われているのと同じ化学です。
06ドラムや IBC のラベルが再生洗浄工程で溶けるため、溶剤で剥がさずに再ラベリングできます。
工場の中
水溶性素材は甘くありません。湿度も張力もインキの化学も、すべてが溶解挙動を変えます。コーティングと印刷と溶解ラボを同じ建物に置くことが、溶解域を守る唯一の方法です。
設備・能力
溶液コーティングライン(巻取幅 1 300 mm)。水溶性処方は外部購入せず自社でコーティングします。
8 色フレキソ印刷機。UV・水性インキ体系とインラインニス加工に対応。
デジタル UV インクジェット。小ロット、可変データ、実素材での本機校正に使用。
ロータリー/セミロータリー打ち抜き、25 mm からのスリット、枚葉加工、製袋。
溶解ラボ:恒温水槽、剥離時間計測、氷水浸漬、排水サンプリング。
湿度管理された保管・仕掛エリア。吸湿性素材を規格内のまま印刷機へ送ります。
取引について
容器と洗浄条件をお送りください。コーティング・印刷・溶解試験まで行い、1 週間以内にサンプルを発送します。
溶解は 5 °C から 90 °C の間で調整します。ラインを変えていただくのではなく、実際のライン温度に合わせて処方します。
技術データシート、溶出宣言、REACH・RoHS 宣言、そしてご要望に応じた第三者試験の手配。
コーティング、製版、印刷、打ち抜き、品質管理はすべて自社。実際に機械を回している人間と直接やりとりできます。
業界

リターナブル瓶は 30 回戻ってきます。ラベルが苛性ソーダ槽で何をするかが、洗浄の負荷、槽の入れ替え頻度、そしてフィルターに溜まる繊維量を決めます。
読む →
ポリビニルアルコールは単に溶けてなくなるわけではありません。重なり合う四つの段階を経ます。そのどこかで、ニス・湿度変動・インキ選定が溶解時間を静かに壊します。
読む →